朝食を取ると脳にたっぷりエネルギー(ブドウ糖)の供給ができます。食べ物を噛むことで味覚、嗅覚が刺激され、脳の視床下部に伝達されます。これにより交感神経系が興奮するため、ノルアドレナリンというホルモン分泌が促されると同時に体のエネルギー代謝も活発化します。
きちんと朝食をとると、体温は午前中ずっと高めに維持されます。体温が高くなるとエネルギー代謝が活発になり、肥満防止に繋がるのです。
朝食を抜き、昼食まで何も食べないでいると、長時間、エネルギー不足の状態でいることになります。すると体の自然の防御装置が作動し、いざという時に備え、食事を取るとそのエネルギーを消費しないで溜め込もうとします。食事間隔が空き、お腹がすき過ぎるほど体脂肪は蓄積されやすくなります。
昼食や夕食で大きな食事をとったり、間食をしがちな人は朝食を抜きがちになります。夕食後はあまり活動をしないのでエネルギー消費も停滞し、取ったエネルギーは体脂肪になる確率が高まります。
また、夜は自律神経系のうち副交感神経の働きが活発になります。これにより消化管機能が高まり、ますます消化吸収力がアップします。夜大量に食べれば、朝食を抜くという悪循環に陥る可能性も大きくなります。元気に痩せるためには、まず朝食を食べることから始めましょう。
食事はたんぱく質、炭水化物、脂肪の三大栄養素をバランスよく取ることが肝心です。エネルギー源である脂肪は適度にとらないとスタミナが低下します。また脂肪は肌や髪を美しく保つなど大切な役割を持っていますが、取るタイミングを間違えると太る原因になることもあります。
上手に脂肪を燃焼させるためには、活動中のエネルギー源として使われるよう、夕食よりも朝食でとることを心がけましょう。もしくは1日の中でもより早い時間の食事に取り入れるほど効率的に燃焼できます。
脂肪は朝食でとるのが一番とは言っても脂肪に片寄りすぎるのは問題です。たんぱく質は熱エネルギーの生産を活発にする食事誘発性体熱生産反応を強く起こします。たんぱく質をたっぷり取ると素早く体温が上昇し朝の目覚めがスピーディになります。
夕食でこってりした油ものを取るのを避けることは太らないことの基本ですが、夕食があっさりしすぎているのは味気のない寂しいものです。夕食で食べる楽しみをを奪わないために昼食を控えめにしてみましょう。
夕食の調理法では蒸す、茹でることを主体にして油で炒めたり、揚げたりを割け、カロリーを抑えます。夕食には、あっさりと調理した、たんぱく質がお勧めです。食後に軽く運動を行えば睡眠中に、たんぱく質の合成が活発になり、筋肉の増量と活性化に結びつき、脂肪の燃えやすい体づくりに貢献できるのです。
食事をしてからすぐ寝ると体のなかで脂肪が睡眠中に合成されます。就寝直前の食事でカロリーを取り込むことにより脂肪がどんどん蓄積されていき、お腹や内臓に脂肪が張り付いていきます。
食事と睡眠の間に運動を入れることでカロリーは分解されていきます。夕食を今より1時間早めて脂肪が燃える時間を確保しましょう。就寝前に運動の時間を作り出すことが可能になります。